漫画家・鈴木小波の日々荒波絵巻
小六人気連載漫画「夢への扉」の鈴木小波先生による取材裏話絵巻!!



★第三十六回
 2006年1月18日アップ
「村瀬和絵さんの巻」

資料のためにたまごっちをもらった。
二つあるので通信も出来るぞ。
実はやるのは初めてで年甲斐もなくワクワクした。


まるさん、オス
やまさん、メス

すくすくと育つ二人。
ああ、これが我が子って感じがするやつだね。
お友達にもなって、新たな家族を期待していた頃、

まるさんが突然死!

ま、
まるさーん!!!!!

それを追う様にやまさんも突然死。

やまさーん!!!



享日四日。運命に翻弄された二人だった。

今は
まるよん、オス
やまよん、メス
だいしんゆうから進展しない二人。呪いなのか。
二人の恋の行方ははたして!


2.3月合併号「夢の扉」は感動の最終回!



★第三十五回
 2006年12月27日アップ
「村瀬和絵さんの巻」

たまごっち復活の立役者、バンダイの村瀬和絵さんだ。
昔のたまごっちブームをみんなは知らないとおもうけれど
人を見たらたまごっちを持っていると思え、
と言ったか言わないかくらいのブームだったのだ。

取材はたまごっちを制作しているバンダイへ。
ホールに入るとクリスマス模様でキラキラしている。
さすがおもちゃ会社。待っているだけで楽しい。
そして最も感動したのが
これ!
エレベーターに載ると何か聞こえてくる。



11階だ!
とうっ!

仮面ライダーの声なんですよー。
バンダイの社員さんが教えてくれた。


もちろん声は藤岡弘、さんだ。
帰りのエレベーターはアムロだった。
小学館もやらなきゃ!

2・3月合併号「夢の扉」は人を楽しませたい。

次回につづく。



★第三十四回
 2006年12月21日アップ
「岡野雅行さんの巻」

岡野さんはいかにも江戸っ子だ。
そして実は73歳なのだ。見えない、
どう見ても60代のパワフルなおっちゃんだ。

そんな73歳岡野さんの「漫画」というと、
「タンク・タンクロー」
「冒険ダン吉」らしい。

ものすごい好きだったようで、本も見せていただいた。
だから、今の漫画は読めねえなーと宣言されてしまった。
あはは。それは、挑戦ですね。
現代漫画嫌いにいかに漫画を読ませるか。
はたして!?

1月号「夢の扉」は現代の漫画は漫画の原点に勝てるのか。

次回につづく。



★第三十三回
 2006年11月30日アップ
「岡野雅行さんの巻」

下町の発明王。

痛くない注射針を作った岡野雅行さんだ。
工場は下町好きにはたまらない東京墨田区向島にある。
戦前の建物が残っている界隈なのだ。
世界中の大企業から、
依頼が殺到する技術を持つ会社なのにもかかわらず、
従業員はわずか6名。
工場も課外授業で見学するような
ばかでかい機械があったりする訳ではなく、
町工場という感じの小さい建物なのだ。

工場内を見学させてもらう。
痛くない針は企業秘密のため、撮影は禁止だったが、
虫眼鏡じゃないと見えないくらい針の穴が小さいのだ!
あ!そうだ......。



.....しまった。貴重な体験を逃した〜!


1月号「夢の扉」は痛くない。

次回につづく。



★第三十二回
 2006年11月30日アップ
「かづきれいこさんの巻」

かづきさんの講演後に取材の日だ。

講演は満員だった。
かづきさんは壇上に立ち、客を自分の話にあっという間に引きつける。

そして、「お客さんの化粧をしましょうか。どなたか希望者は」。
と言ったところで、男性が真っ先に手を挙げた!
冷やかしじゃありません、本気です。
と彼は言っていたが、残念。女性二人が選ばれた。
やはり、男女問わず人気がある。
メイクは講演時間いっぱいにするというサービスぶりだった。

その後の取材も時間過ぎてもお話ししてもらい、
取材の合間に、開院したばかりという東京クリニックに
来院した患者さんに挨拶をしたりと、
かなりハードスケジュールのようだった。

実はかづきさん、その日、腰がかなり悪かったらしく、
痛み止めを打っての仕事だった。
つらい顔一つも見せず
講演、取材、開院の挨拶。その後も仕事。
いつも笑顔で明るくしゃべりかける、
これが「本当の美しさ」なのだと思った。


12月号「夢の扉」は自分に厳しく。

次回につづく。



★第三十一回
 2006年11月1日アップ
「かづきれいこさんの巻」

フェイシャルセラピスト、かづきれいこさんの取材をする事になった。

フェイシャルセラピストとは、なんなのか。
リハビリメイクとはどういう事なのか。
取材の前にかづきさんのリハビリメイクレッスンを見学させていただいた。

最初は生徒さんと何気ない話をする。 全然関係ないジャン。とか思ってたら、
実は話をしながら顔を観察し、
その人に合うメイクをしていくそうなのだ!
そうでしたか!すみません。
そしてメイクを始めると、みるみる女性のあざやにきびが消えて行く。
女性の顔がみな輝いてくるのだ。
凄いなー。

編集の水野さんが聞いた。
「男性のメイクはどういう感じにするんですか。」
「やってみましょうか。」
!!!
み、水野さんがどんどん変わってくー!
まゆげがジャニ系だよ!
そしていつの間にか、同行したライターさんも自分もメイクで変身した。
もはやかづきさんに男性も女性も関係ないらしい。

ただの見学で来たというのに
美しくなった我ら三人は美しく帰って行ったのだった。

 

12月号「夢の扉」はジャニ系に変身!?

次回につづく。



★第三十回
 2006年10月26日アップ
「春風亭昇太さんの巻」

春風亭昇太さんの取材だ。

実際にお会いした昇太さんは30代くらいかと思っていたのだけど、
47だと聞いてびっくりした。若い!!。

昇太さんと言えば、実は落語界一のミスターオシャレさんなのだ。
帽子が似合うメガネ男子だ。
若さの秘訣はやはりオシャレなのだろうか。
普段着だけでなく、高座に上がるときの衣装も、
紋付の紋がかわいいクラゲだったり、オシャレメガネだったり。

こんなところにも、かたいイメージがある落語を
楽しくしようとするこだわりがあるようだ

やっぱり落語とマグロは生に限ると言う事で。

11月号「夢の扉」はオシャレに決めて!

次回につづく。



★第二十九回
 2006年10月12日アップ
「春風亭昇太さんの巻」

落語ブームの今、脂ののっている噺家、
春風亭昇太さんを描かせていただく事になった!

だったら、落語を見に行こう。
生で見た事が無かったので、浅草演芸ホールに行って来た。

浅草駅から徒歩一分。毎日がお祭りのようなにぎわいの浅草の街を歩くと、
粋のいい江戸っ子の呼び込みのおじさんが演芸ホールに誘ってくれるのだ。
落語だけではなく、マジックや、雑技、漫才なんかもたのしめる。
落語は生で聞く方が良い。自分も一緒に笑いを作っているような気がする。

そんな中、漫画の資料のためにホールの中を不自然に見回して
なんか書いてる不審人物が一人いましたとさ。

11月号「夢の扉」をみて浅草へ!

次回は昇太さんの取材模様!



★第二十八回
 2006年9月28日アップ
「小林郁子さんの巻」

名古屋に着いて小林さんの取材。

パイロットを目指そうと思うくらいの女性だけあって、
目に輝きがあってかっこいい。
とてもきれいな人だ。

飛行機の3次元にハマってしまい。
この良さは操縦桿を握ってみてください。と言われた。
なんとなくわかるなー。
自分の夢も空を飛ぶ事だからだ

でも、実は自分。
飛行機は大の苦手で、
飛行機は世界一安全な乗り物らしい、
ってのは分かるんだけど......

どうしても乗るときは覚悟がいる。
かなりいろいろ考える。
人生を振り返ってみる。
ため息が多くなる。
着陸すると生きてる事に感謝する。フフフ.....

小林さん、空の安全、よろしくお願いします。






飛行機が落ちる確率は、
宝くじで一等を当てるよりも低いらしいけどね!


次回、「夢への扉」は噺家のあの人!



★第二十七回
 2006年9月4日アップ
「小林郁子さんの巻」
今回は日本に数人しかいないと言う旅客機の女性パイロット、小林郁子さんだ。

小林さんがつとめているのは中部国際空港。
会社のある名古屋まで行って来た。
ちょうどそのころ自分の中でチュッパチャップスにハマっていた。
初名古屋だが日帰りだったので観光は出来ないなと思いながら、
名古屋行きの新幹線乗車中でその漫画家の頭の中は、
西日本だけで売っていると言うチュッパチャップスと、
ひつまぶしの事だけしかなかったという。




10月号「夢の扉」はひまつぶしはひつまぶしで!

次回につづく。


★第二十六回
 2006年9月4日アップ
「鈴木おさむさんの巻」
鈴木おさむさんの取材でお話を聞いているうちに、なんだか漫画家と似てる気がしてきた。

企画のネタを何百も考え、提出。
その中で採用にいたるのが数本の時や、全く使われない時もあるそうだ。

私もギャグ漫画のネタを考えていた時、当時の怖い編集さんに
とにかく、変なキャラを百は考えてこいと言われて、
試行錯誤しながら百以上考えた事がある。
その中で漫画に出来そうなのが1割くらい。
漫画にしたのがその半分くらい。
編集会議に通ったのが1つだけ。

でもその作品は雑誌に載らなかったのだ。
好きじゃなきゃやってらんないね。あはは。

おさむさんはネタを出すためにネタ帳を持ち歩いているそうだ。
私のネタ帳はこれ。小ぶりのノートに思いついた事を書き込む。



元来妄想するのは好きなので結構楽しい。
やってみる?


9月号「夢の扉」は産みの苦しみ!


★第二十五回
 2006年8月2日アップ
「鈴木おさむさんの巻」
今回はドラマにもなった「ブスの瞳に恋してる」の作者であり、
放送作家の鈴木おさむさんだ。

放送作家。聞き慣れないかもしれない。私も詳しくは知らなかった。
私はラジオが好きでよく聞くのだけど、
パーソナリティーの横で笑ったり、唐突に話に入ってきたりする人がいる。
時にはなぜか人気があったりする。
その人こそ、番組を構成する放送作家だった。
ラジオやテレビ、放送番組を企画したりするのだ。

数年前、聞いていたラジオの放送作家さんの声や話し方が、
当時お世話になっていた編集さんとそっくりで、
本当に怖い編集さんだったので、びくびくドキドキしながら聞いていたなあー。






8月3日発売、9月号「夢の扉」は放送の要!


★第二十四回
 2006年7月19日アップ
「続・市川染五郎の巻」
市川染五郎さんとの取材。
お芝居と野球が大好きな人だった。

私は人がやっているのを観るよりも自分でやる方が好きだ。
実は私も中学の時に演劇部だった。
文化祭でやった芝居が一番印象に残っている。
「人形館」という舞台劇で、人形たちが住む館に少女がやって来る
少女は最後に人形になってしまうのだ。
なんだか今考えるとすごいシュールな芝居だったんだなあ....
その中の何でも説明をしたがる人形が私だ。
インテリな役だからセリフがやたら長い!
完璧に覚えたはずのセリフを途中で数回噛んで、
笑って、やっちまったー。とか思ったりして。
それでも別人になれるのって楽しいね。
歌舞伎は特に楽しそうだ!





8月号「夢の扉」は別の自分に酔いしれる!

次回、今や、ベストセラー作家のあの人だ。


★第二十三回
 2006年7月6日アップ
「市川染五郎の巻」
重要無形文化財に指定されている
日本の伝統芸歌舞伎。
江戸時代から続く歌舞伎一家に生まれ、父は松本幸四郎。
姉は松本紀保。妹は松たか子
今や役者一家の長男、市川染五郎さんだ。

とはいっても、私は歌舞伎を一度も観た事無かったので
取材をかねて観させていただいた。

歌舞伎というと敷居が高いというイメージがあるので、少々心配だった。
役者の踊りや見栄を観ているだけでも結構おもしろいが、
話をあらかじめ理解しているともっと楽しめるだろうと思った。
途中でちょっと寝ちゃったのは秘密だ。

周りのお客さんは常連さんのようだ。着物の人が多かった。
は!  あれは、ただの着物じゃない。
ご、ご.....

歌舞伎は日本人の心を思い出させてくれるらしい。

7月3日発売8月号「夢の扉」は日本の心!

次回、続カブいてみた。



★第二十二回
 2006年6月22日アップ
「続・国境なき医師団の巻」
ボランティア。
無償で社会に奉仕する事。
学校の行事で町内のゴミ拾いなんかをよくやったのを思い出すが
売れたい漫画家は自分の事で精一杯。
たまに出来る事といえば、献血だ。



献血は16歳から。


7月号「夢の扉」はボランティア精神!

次回、カブいてみた。


★第二十一回
 2006年6月8日アップ
「国境なき医師団の巻」
今回は
世界各地で援助活動を行っているボランティア団体。国境なき医師団。
その中の一人、小児科医、宮川雅美さんだ。

宮川さんは札幌の病院に勤務されているため
編集さんと私は、飛行機で札幌まで取材に行ってきた。
南から北まで自分ではなかなか行けない土地に
取材をかねて訪れられるのは本当にありがたい。
がが、4月下旬なのに桜まだ咲いてないし、雪残ってるし、
北海道は寒い。
でも宮川さんは危険な紛争地帯にボランティアに行くような方だ。
きっと、藤岡弘さん バリの正義感の強く熱血漢なのだろう。
と思って、取材にのぞんだ .......


なんか、癒される〜。
外見からはうかがえない、とてつもないエネルギーが秘められているらしい。


そして本場のスープカレーを食べなかった事をほんのりと後悔した....。


6月3日発売7月号「夢の扉」は北海道風味!

次回 続、国境無き医師団。

プロフィール
鈴木 小波
(すずき さなみ)
鈴木 小波6月14日生まれ。O型。
千葉県出身。
学校が目の前にあるのに大遅刻魔であった小学生時代を経て 2002年少年サンデー超「なりきりドキ・ホーテン」でデビュー。
東京下町散策ぶらりが好き。
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